人生初のヒッチハイク旅を終えて[東京〜高知〜東京]
東京に帰ってきました。
文字に起こしているとなんだか言いたい事や伝えたい事が曲がってる気がするけどこんな人生があるよ!って伝わったらいいです。
先に言っておくと乗せてくれた人達はみんなどこか変わっていてそれでいてとんでもなく優しい人達ばかりでした。
気軽に名前で呼んでくれて嬉しかった。
1台目「30代の仕事を辞めたばかりのお兄さん」
10/5 約0時。
人生初のヒッチハイクに足柄SAと書かれたボードを掲げるのにも羞恥心が邪魔して一苦労、やるしかねえんだ!って思いながら徐々に慣れてくる
まあ田舎だから人通りもほとんどないんだけど
八王子の田舎道を転々と高速のICに向かいながらヒッチハイクをしていたのだけどなんせ車が少ない。
そりゃ平日の0時から始めて更に八王子って想像以上に田舎なんですよ。
途中八王子工学院をたまたま通ってそういえば通いたい!つって体験入学何度か行ったのを思い出す。
そんなこんなでちょっと疲れてしまってボード掲げるのを辞めてとりあえずコンビニに行こうと思い向かっていると
???「どっか行くんすか!?」
と大きな声が聞こえる
もしや…!?と思い振り向くと窓を開けて話しかけてくる営業マンっぽいお兄さん。
どうやら普通にボードを抱えてチラッと見えたSAという文字を見て声かけてくれたみたい、優しすぎ。
足柄SAまで行きたいっす!と言うと
どっか分かんないけど名古屋まで行くんでとりあえず乗っていきなよ!って言われて開始2時間であっさり捕まえちゃいました。
とはいえ、初のヒッチハイクでなんか詐欺グループ系の人だったらどうしようとか割とビビってた
ということで名古屋までひとっ飛びという最初の奇跡だった。
しかも乗った瞬間に知ってるEDMがかかってたもんだからEDM好きなんすか?と話も自然に盛り上がった。勢いでLINEも交換した。
俺が音楽を作っている話をすると曲聴かせて!と言われヒッチハイクで出会った人に俺の曲をドライブで流す事に。
ちなみにこれな↓聴いてクレメンス
https://soundcloud.com/user-191349257/kitallo-casmereoriginal-mix
kygo好きなお兄さんだった。
友達の引っ越しの手伝いで来てたらしく名古屋に帰る途中でしかも新しい仕事の面接だとか。
何度かヒッチハイカーを乗せた事があるらしくとりあえず眠気覚ましに話相手が欲しかったみたい。
ちなみに下道で行くとの事で結果的には10時間ぐらい一緒にいたかな。
朝5時起きで仕事した後にそのままヒッチハイクに行ったもんだから気づいたら寝てしまっててちょっと申し訳なかった。
全然寝てて大丈夫だよって言ってくれてたんだけどね。
そんなこんなで途中車中で2人して寝たりして朝11時に名古屋到着。
駅まで送ってもらって別れの握手を交わしその日はとりあえずサイゼで飯食って少しだけネカフェで寝てサイゼで飯食ってまた夜にヒッチハイクを始めた。
2台目「男女5人組のヤンキー」
10/5 約23時
…
…
…
これが当たり前だと思ってましたよ。
この時もう4時間は経ってた気がする。
更に何度も何度も場所移動して行ったり来たりしてそれだけで2時間は無駄にしてる気がした。
そしてヒッチハイク行く前に色んなヒッチハイカーのブログを見て気づいていた最終手段。
「SAまで」
これなら楽勝だべ!!!!と気をとりなおして再開すると
なんと3分くらいで止まってくれた
が…
???「お兄さんどこ行くの??」
明らかに喋り方からして違う…
そう、ヒッチハイクをする際に1番絡まれたくなかったヤンキーさん達である…
男4の女1の5人組でジープに乗っていた。
きっと良い人達だよね!そうだよね!って暗示をかけながら
俺「大阪方面まで行きたいっス!」
途中までならいいよ!
てか何してんの?なんでヒッチハイクしてんの?と質問攻めに遭うもドライバーの人がクールに
それは中で聴こうぜ!とあっさり乗ってしまった。
カツアゲされんかな…と思いながら出発したのだけどこれがまた楽しかった…
どうやら最初に話しかけてきた助手席のお兄さんが突然のカミングアウト。
ゲイだった。
そう、ヒッチハイクの危ない目に遭ったあるあるでよく挙げられる事案。
それはもうセクハラ発言がとんでもないのなんのだったんだけどいつのまにか楽しんでる自分がいてその時初めて気がついたんだけど
アレ?この人達めちゃくちゃ良い人達じゃね?
そう、これもヒッチハイクあるある。
面白がって乗せてくれるもやっぱり優しさがあるからこそ乗せてくれる。
本当に楽しい人達だった。
ゲイのお兄さんが仕切りに
初体験はいつなの!?
シコったのはいつなの!?
って聞いてくるのがちょっと疲れたぐらいかな( ◜◡◝ )
そして20分もしない内に最寄りの大山田PAで降ろしてもらい最後にゲイのお兄さんとハグしてケツを揉まれみんなと握手してお別れ。
楽しかったなー。
(隣が結構綺麗なお姉さんだったからいい匂いだったし)
3台目「トラックの運ちゃん」
10/6 約午前3時。
なぜかというとICに入ってすぐのPAなので休憩に入る人もほとんどいないみたい。
ここで最終手段
「SAまで」
…
…
反応なし。
更に奥の手…
「ドライバーに直接交渉する」
これが本当にメンタル削られるし辛い。
結局メンタル的にキツかったので2人声かけてやめてしまった。
どうしたものかと考えながらボーッとただボードを掲げ続け2時間半が経った頃
トイレに行って戻ってきたトラックの運ちゃんが
SAってどこの?と話しかけてくれた
いいよ、乗りなよ
とあっさりOKしてくれた。
最初はやっぱりトラックの運ちゃんにちょっとビビってたけど案外話してくれる人でくつろげた。
トラックの椅子ってめっちゃいいんだよなこれが
運ちゃんの話によると何回かヒッチハイカーを乗せた事があるらしく最近はなぜか中国人が多いらしい、なんでだろう。
女の子1人も乗せた事があるらしいけどほとんどがコンサート帰りの子が多いみたいで、肝の座った女が1番怖いと申しておりました。
運ちゃんと別れ、さすがに眠かったのでフードコートでカレーを食いそのままフードコートで少し寝ることにした。
4台目「40代の起業家と司法書士の2人組」
草津PAのフードコートで3時間ほど寝てゆっくりして朝の10時辺りにヒッチハイク開始。
とにかく大阪方面には早く行きたかったので吹田SAまでと掲げてみる。
…
…
お決まりの2時間経過✧❝ཻ͋≀ˍ ̗❝ཻ͋˶
途中トラックの運ちゃんにこっから吹田SAまで行く奴はほとんどおらんで!と言われ
もうヤケになってとりあえず進むしかねえ!と思い
「大阪方面」
…
…!!!!
15分くらいで止まってくれた。
途中までならということで
少し道が違うのに大阪を超えて神戸の西宮名塩SAで降ろしてもらえる事に。
起業家をやっているおっちゃんとその部下らしい人に乗せてもらい雑談しながら更になんかディーゼルって車らしいんだけど名前からして高そうですよね…知らんけど
起業家のおっちゃんがなぜか知らんけどコネがとても広くてあっちこっちの社長と仲良かったりこの前のワイアードフェスの主催者と知り合いだったりととても興味深い話が聴けて面白かったなー
これもまたヒッチハイクあるあるらしく
乗せてくれる40代以上の男性は社長だったり起業家だったり普通じゃない人が多いとの事
そんなこんなであっという間に兵庫県の北部らへんに位置する西宮名塩SAに到着。
おっちゃんがツーショット撮りたいとの事でツーショットを撮ってお別れ。
そう、ここから本当の地獄が始まるのであった…
5台目「女神降臨」
10/6 約午後13時
西宮名塩SAに着いて初めて思った事が
「あれ…?小さくね…?」
多分ここが今回ヒッチハイクした中で1番小さいSA。
PAより明らかに小さい。
しかし人は意外に沢山いたのでほっと一安心するもここで本物のヒッチハイクの洗礼を受ける事になるのであった…
そう、今までヒッチハイクを行っていた場所や時間帯。
人が少ない場所、つまりはIC付近。
人が少ない時間帯、つまりは夜中。
先程の朝から始めた草津PAではちょうど出口だけ少し離れた場所にあったのであまり人が来ない位置でヒッチハイク出来たのであった。
人になるべく見られないところでヒッチハイクをするチキンなのであった………
その点に比べて西宮名塩SAは小さすぎて出口がすぐそこだしガソスタと道路に戻る道が一緒になっているので出口付近では車が止まってしまうと後ろが詰まってしまうのである
なので迷惑を考えて出口を諦める。
とすると残された場所は施設前なのであった。
車から降りた人々が用を足す際も飯を食う際も一服する際も全ての人々からほぼガン見される位置なのである。
………
覚悟を決めて神戸方面から四国に入る際に入る淡路島。淡路SAと書かれたボードを胸の位置に掲げて人形の様に立つ。
これが立つだけでめちゃくちゃ辛い。
車から降りる人々にガン見され、不敵な笑みを浮かべる人や可哀想な目で見てくる人や逆にガン無視してくる人。
様々な視線という視線を全身で浴びる事になる。
今まで影で生きてきた引きこもりの俺には到底太刀打ち出来ない攻撃であった…
更に辛い点を言えばヒッチハイクをしていると割と乗せてくれなくても話しかけてくれる人がいて元気をもらったりするのだけどここにはそれがなかったのだ。
あっという間に4時間が過ぎこの時あまりにも寒すぎて頭も痛くてとにかく休みたかった俺はとりあえず市街に降りて今日は休む事に計画を変更した。
ボードを神戸方面にしてとにかく市街に降りれる事を祈る。
5時間経った頃にヤンママが
高速のどっかで捨てたらダメ?と話しかけてきて
俺「それはキツイっすねww」
ヤンママ「だよねーwwww」と消えていった。
そしてヒッチハイクを始めて7時間、寒さに震え、身も心も冷え切っていた頃いかにも熱血っぽいおっちゃんが話しかけてきた。
どうやら方向が違うみたいなんだけどどうにかしていく方法がないか探してくれてめちゃくちゃ嬉しかったな
その後もう最終手段であるドライバーに直接交渉も窓を開けてもらう事すらされず撃沈し完全にメンタルがやられただただボーッとボードを持って突っ立っていると
女子大生らしき2人組が近づいてきて
女神「神戸方面ですか?」
………
よっしゃああああああああああああい!!!!!!
心の中でどれほどの喜びに満ち溢れただろうか…
7時間待ち続け人間の冷たさを自分の身体の冷たさを実感しつつ負の連鎖に陥っていた時にまさかのショートヘアのお姉さんに声をかけてもらった私は今年度1番嬉しかった事1位にしようと思う。
どうやら友達を神戸市街の方へ送り届けた後に岡山へ帰るらしく淡路島を通るルートを諦め勢いで岡山まで乗せてもらう事になった。
瀬戸大橋を使えば四国に行けるとの事。
さらっとあったかいお茶を奢ってくれたドライバーの26歳ショートヘアのお姉さんと
そのお友達は30代のお姉さんで最近1人でヒッチハイクをしたんだとか
なんだかオフ会みたいな帰りだったらしく2人も初対面というなんとも面白い出会い。
そしてお友達を送り届けお姉さんとの岡山まで約2時間のドライブが始まるのであった。
今までももちろん楽しい人達に乗せてもらったけど少し歳が近い女性だとやっぱり話しやすさが違った。
聞く話によると彼氏からのプロポーズ待ちらしく、明後日に自分の誕生日デートで沖縄旅行へ行くそうで
「プロポーズのタイミングならそこしかない!笑」
と自分で語ってたのが乙女を感じましたな笑
とまあ楽しい時間が過ぎるのは早いもので岡山市街の漫画喫茶の目の前まで送ってもらい、更にその目の前のビルにお姉さんのバイト先があるとのことで
明日の朝起きれたらバイト前にIC入口まで送ってあげるよ!との事で素晴らしい女神対応でした。
お姉さんとLINEを交換してツーショットも撮ってもらい
別れの握手を交わしとてもいい気持ちで漫画喫茶のフラットシートで久しぶりの熟睡に落ちるのでした。
そして朝に2日ぶりのシャワーを浴び。
お姉さんと待ち合わせをしIC付近まで送ってもらった。
女神「はい、サンドイッチ」
俺「!?!?」
お姉さんとお別れした後泣きそうになりながら食いました。
めちゃんこ美味かった…。
人の暖かさに身も心も暖めてもらった私は少しの寂しさを胸にまたヒッチハイクを始めるのであった…。
6台目「配達中の営業マン」
10/7 約11時。
岡山ICまでお姉さんに送ってもらった後少しポジションを探してすぐヒッチハイクを開始した。
もちよんすぐ捕まるわけはなく、休憩しながら「四国方面」とボードを掲げていると2時間程度で1人の営業マンっぽい人が話しかけてくれた。
どうやら配達中らしく最後に高松へと繋がる宇野港まで行くというので連れて行ってもらった。
そこからフェリーに乗る車に乗せてもらうといいよとの事で当初の予定だった橋を渡る事を流れで諦めてしまった…
配達をしながら2時間程度で宇野港着。
この人、微妙にコミュ障であんまり会話はなかったもののやはりいろんな人間が乗せてくれるものだ…と痛感。
そして宇野港から一度は乗ってみたかったフェリーで一気に高松へ。
フェリーからの眺めはとてもいいもので風も気持ち良かった。
フェリーの中ってかなーり快適なんだよなびっくりした。
こんな風なソファが沢山あって売店があってみたいな。
フェリーに乗って完全に身体が冷え切っていたので高松着いた瞬間に肉うどんを食った。
めちゃくちゃうめえええええ
天かすはかなり乗っける派です私。
そして時間はそれなりになかったのですぐにIC近くまで
と言ってもICまではかなり距離があったので普通にトータルで20kmは歩いた記憶が…
その途中コンビニで休憩をしていると謎のおっちゃんが「兄ちゃん旅でもしてんのか?」と話しかけてきた。
話を聞いているとなんだかいろんな事業をしているらしくどうやらお金持ちらしい。
自慢話ばかりしているけど話してると普通に楽しかった。
もっと金持ちになって貧乏な人がいなくなるようにって話もしていた。
コンビニもいつくか持っているみたいでよくタダでお客さんに商品あげたりと仕組みはよく分からんけど商売は成り立っているらしく、
東京にも店持ってるから兄ちゃんなら社員として歓迎するでーってこんな金髪の放浪者を誘ってくれるおっちゃんクレイジーやで。
だけどなおっちゃん、方言バリバリすぎて3割は何言ってるか分からんかったで。
なんだかんだでノリで電話番号を交換しお別れをし、また歩き始めるて30分くらいするとそのおっちゃんから電話がかかってくる。
兄ちゃん車捕まらんかったら飯でも食いに行こうやー、金ならいくらでもあるからよーって誘ってくれたんだけどその時もうだいぶ歩いて遠くまで来てたのでお断りしたけどやっぱりいいね四国って。
そんな何気ない優しさを身に覚えながらここからもなかなかの地獄が始まるのであった。
7台目「最高なおっちゃん達」
10/7 約19時
そうこうしている内に2時間は軽く過ぎやっとIC近くでヒッチハイクを始めようとするも、この辺り全く車を止められそうな場所がない…
手前のコンビニで喫煙所にいたお兄さんに話を聞いてみるともっと手前に行くと一本道になるから
「そこならいいかもしれんな、頑張ってな。」
やっぱ四国ええわーって思いながらその場所に行ってみるも、やはり車を止められる場所がない。
信号待ちの車に突撃する戦法しか使えないこっちゃ。
個人的には1番やりたくない戦法…
四国とは言えどかなりの車はいたので少し油断していたのだけどそうこう悩んでいる内に気付いたら0時近くなってしまっていてだな…
四国なのもあってか足元が見えなくなるぐらい暗くなるんですよ…
四国にようやく入った 安心感がデカすぎてなかなかメンタル的にもモチベーションが落ちてしまっていた。
道に座り込んで寝てしまうぐらいには…
何もやらないよりかマシだ!!!!と己を奮い立たせて街灯が少しでも明るい信号の前でヒッチハイクを開始する。
10分ぐらいすると逆車線からこっちに周りこんで車が止まってくれた。
どうやら引き返してくれたみたい。
2人組のちょっとただならぬ雰囲気をもつおっちゃん達。
高知まではいかないけど途中までなら乗せてくれるとの事でとりあえず乗り込む。
入るとタバコを吸いながらなかなかドープな音楽を流していて失礼ながらマリファナをやっていてもおかしくないぐらいの雰囲気はあった…
さて俺たちは何者でしょう?とか笑いながら聞いてくるし笑
しかし話を聞いているとラフティングというアウトドアスポーツのインストラクターをやりながらDJやら色々している人達で話をしていく度に段々興味が湧いてきた。
なんでもそのラフティングの会社も自分達でやりながらDJイベントなども自分達でやりながらと色々自由に生きてるみたいで少し親近感も湧いた。
40代手前な2人もあってか世代が違い過ぎて音楽の趣味は結構ズレていた。
ハウスミュージックやベースミュージックばかり流れていたけど作曲で培った知識を振り絞りながら話していると割と通じてきて
面白い奴拾ったなあって言われた時は嬉しかったなあ
そうこう話していると
仕事で明日高知行くから今日は泊まってくか?と急に言われたもののもう勢いで泊めてもらう事に。
どんどん山を登り奥へ奥へと進むもんだから途中はかなり不安だったけども。
着いた時に、
「ようこそゲイの館へ」
なんて言われた時には
ああ、この人達は大丈夫だ笑
なんて思った。
ラフティングの会社に泊めてもらったのだけどここがなかなか広い家で民家というか平屋というかよく分からなかったけど
外でBBQ出来るしサーフボードやらアウトドアスポーツの道具だったり外にトイレがあったりとどれも新鮮。
入ると会社の人が普通に寝てたり笑
そしてビールを飲みながら3人で音楽の話をしながらDJなのもあって音楽を俺も流したり、
EDXとTHE1975を気に入ってもらえたのは嬉しかったなあ
当然俺の曲も聞かせたのだけど
しっかり出来てるじゃんって少し褒めてもらえたの嬉しかったし
気づく人は気づくU2のギターのオマージュも気づいてくれてめっちゃ嬉しかった。
ブログの最初の辺りに載せたけどこれな↓
https://soundcloud.com/user-191349257/kitallo-casmereoriginal-mix
実はリミックス、リマスターした後のやつを聞かせたので少しこれとは違うんだけど
そんなこんなでみんなでタバコ吸うために外に出るとこれまた
星空がめちゃくちゃ綺麗だったんだよな
写真に収めたかったけどiPhoneでは映らなかった…
人生で1番綺麗な星空だった。
山の上なのもあるし快晴だったのもある。
だって沢山の星空の中やっとオリオン座を見つけられるぐらい星が敷き詰められてるんだぜ
最高最高って言ってたら拾ってきて良かったと言われ拾われて良かったですと言いとてもいい時間だった。
そのあとはラフティングの仕事の様子やDJイベントの様子の写真を沢山見せてもらっていくつもあったベッドで寝かせてもらった。
朝は昨日寝ていた会社の人も合流して4人に。
生絞りレモネードと豚汁をご馳走になり、コーヒーで一服して朝だけでも至福な時間であった…
このときもラフティングの様子の写真を沢山見せてもらって写真も好きなんだなあと気づく。
そしてゆっくりした後にそのまま仕事場へ。
会社の社長と会った時、握手してくれたんだけど手デカ過ぎだし握手が痛かった笑
なぜかラフティングの事務所に俺も参加したんだけどラフティングのお客さんって女の子が多いんだな。
大学生の女の子もいればママさんぐらいの年齢の方も。
川まで道具を送り届け4人で昼飯を食って最寄りの駅まで送ってもらった。
別れの強い握手を交わし最後電車出た後も手振ってくれてめちゃくちゃ嬉しかったなあ。
ほんとにこの人達と過ごしてる時が1番楽しかった。
この人達の影響でFacebookも始めてしまった。
四国に来たらまた泊まりにおいでって言われて
そりゃ行きますよ!!!!!
そして電車ですぐの目的地、高知駅へ向かうのであった。
「ゴール」
10/8 約16時ゴール 約3日半かけて
今回のヒッチハイクを始めたきっかけ、旅の目的はある人に会う為でした。
約1年振りかな。
会えて良かった。
でももう会う事もなくなる現実。
たったそれだけの為だったんだけどそれ以上に得れたものが何かあった気がする、するだけ。
さよなら。
8台目「大阪のにいちゃん達」
そして1日過ごした後夜が雨だったので仕方なくカラオケで朝まで寝て朝から帰りのヒッチハイクをする事に。
帰りのヒッチハイクってマジでやる気出ないんだよなこれ…
10/9 約8時
案の定ゴールまで行けた達成感もあってメンタル的にキツかったけど11日までには帰らねば行けなかったので気を振り絞ってまずは淡路SAとボードを掲げる
高知IC前のコンビニで始めたのだけどやはりコンビニ前ってめっちゃ恥ずかしい
途中耐えきれなくなって引き返してちょっと広い道路でやるも全く手応えがなかったのでもうヤケになって大阪方面と関西人に賭ける事に。
IC前のコンビニに戻り、ひたすら耐えているとおっちゃんが話しかけてくれてこの前もここにヒッチハイクおったけどちゃんと捕まってたでーにいちゃんも頑張ってなーと激励を受け、
しばらくするとコンビニ前で1台の車が窓を開けて手を振ってくれて、大阪までやろ?ええで!みたいなノリで軽く大阪のお兄さん2人が乗っけてくれ一気に大阪市街まで。
この2人、関西人にしては無口な方だったので疲れてた私にはとても居心地が良かった。
作曲している事を話すと途中BGMを任された。
7割宇多田ヒカルしか流さなかった気がする…
宇多田ヒカル流せば俺の上の代はカバー出来ると思ってるから…( ◜◡◝ )
そして大阪に着いてドトールで休憩しているとなんと17時閉店で追い出されてしもうた。
17時閉店ってどうゆうこっちゃ!
そんなこんな大阪をブラブラしていると友人から連絡が入る
大阪にいるの? 大阪に引っ越したんだよ!会おうよ!
なんといつのまにか友人が大阪に引っ越していた事が判明。
俺はもうほぼIC前でヒッチハイクする寸前だったけどこっちまで来てくれるとの事で飯食いに行く事に。
なんだかんだ初対面。
しかも会ってみるともう1人知り合いがいて2人が付き合っている事実が判明。
どうゆうこっちゃ!!!!
そして飯と酒を奢ってもらいノリで泊めてもらう事になり
友達カップルの夜を邪魔して
申し訳ねえ…( ◜◡◝ )
と思いつつもゆっくり寝れる事に安堵した。
途中電車で隣に座っていたおばちゃんに自然に話しかけて話が弾むくらいにはコミュ障を打破していた自分がいた…
家に着いてからも飲み直し語り合って楽しかったなあ。
※大阪2日目
10/10 約12時
調子に乗って完全に寝過ぎた。
2日ぶりの風呂に入りダラダラ過ごし完全に帰る気力を回復したはずだった。
友人カップルと別れまた昨日の豊中IC前にてヒッチハイク再開。
捕まる訳はなく、すぐに2時間が過ぎ、
途中子供にヒッチハイク頑張ってねー!と手を振られ少し元気が出るも全く手応えなし
ネットではここがいいとの事だったけどうまく車を止められる場所を見つけられずもうやってらんねえよ!!!!と1人勝手に切れて吹田SAまで歩く事にした。
このSAネットで調べても一般道から入れるか定かではなかったのだけど何もやらないよりかマシだ!の精神で2時間近くかけて歩いてみると運良く一般道から入れてしまった。
従業員用の入り口みたいなんだけど地元民は普通に使ってるみたい。
そして夜中近い「草津PA」とヒッチハイクを始めるも全く手応えなし。
中途半端に人が多くて恥ずかしいし飯時だったので長居する人も多くとにかくもう立ってるのでさえ辛かった。
そしてドンドン冷え込んでいき、身体の芯まで冷えて我慢出来なくなって中のフードコートでうどんを食べてそのままテーブルで寝落ち…
SAの人ってどこも寝てても全然注意しないんだよね、優しい。
いや、注意されても俺が起きなくて諦めてるだけなのかもしれない…
※大阪3日目
そして朝になりもう完全にヒッチハイクする気力など完全に消えていた。
そう、もう帰らねばいけなかった11日。
18:30開演だったかな。
起きた時には朝の8時。
もし一本で行けた車があったとしても少なくとも7時間はかかるので
家に帰ってチケット取って向かっても到底間に合う時間ではなかった。
最後の方だけでも…!と思い必死の思いでボードを掲げる。
けれどもそんなうまくはいかず直接話しかけるも冷たくあしらわれ気づいたら11時に
もう間に合わねえなあ…と完全に諦めモードになり更にメンタルがやられ完全に心が折れた瞬間でした。
帰る理由がないんだもの。
そして連日の冷え込みで体調もかなり悪かったので夜行バスで帰る決意をしました。
とはいえお金が全然なかったので安くなる祝日明けの12日の夜行で帰る事に。
今の時代、大阪〜東京2000円で行けちゃうんだぜすげえよ。
もちろんそれもあって金がなかったので暖かい場所で寝れる場所を探す事に。
といっても頭に浮かんだ場所はあそこしかありませんでした。
旅人のオアシス「マクドナルド」
日本だとちょっと設備はまだまだだで場所によるけど24時間でWi-Fiあるし安いし寝てても怒られる可能性が低い。
アメリカなんてドリンクバーらしいぜ
そして24時間のマックを捜し出し少しずつ寝ているとなんとそのマックは3〜5の間は清掃でドライブスルーオンリーになると言うではないか。
と言われつつも旅を極めつつある私はもちろん次の24時間のマックまで1時間かけて楽勝に
歩きます。
そしてまた少しずつ寝つつすると思い出したように2年間会ってない大阪の古い友達に飲み行こうぜ!と連絡をした…
突然なのに快諾してくれた友達ありがとう…
そしてさすがにまたしばらくシャワーを浴びてなかったのでネカフェでシャワーを浴びて友達と飲みに行き語り合った。
旅途中に飲みに行くとほんとにめちゃくちゃ楽しい。
そしてサラッと友達が奢ってくれました…優しさの神よ…
別れの握手を交わし夜行バスに乗り込むのであった…
久々の夜行バステンション上がったなあ
相変わらず身体疲れるけど
そして帰ってきました東京。
途中バスの休憩で寄った海老名SA。
ヒッチハイカーなら1度は訪れる場所。
いつかはリベンジしてこの地に着きたいなあ
旅を終えて
得れたものもあれば失うものもあった。
あ、写真ほとんど撮らなかったんだよな。
人と話してると写真撮る気にもならんし観光も全然しなかったしで。
余裕もなかったので、ゴメソ( ◜◡◝ )
でもホントに優しい人間ってとことん優しいんだなと、信じる信じないとか考えるのはやっぱり性に合わない。
直感で
あ、この人なら大丈夫だって思えれば充分。
仲良くなる時も直感でよく人を嫌うけど絡んでると一気にあ、こいつとなら仲良くなれると思ったり。
俺の人生の格言はこれです。
銀魂はいいぞ。銀魂見てると人生なんとかなるんじゃね?と思えてくるぞ
そんなバカみたいな俺の人生の一部でした。
色んなものを吸収して俺の人生が楽しくなればなあと。
色々な人の人生に関われてホントに楽しかった。
就職の話も散々親や友達としたけど
俺は就職が人生の通り道だとは思ってないし就職してる人がつまらない人生だとは思ってない。
人それぞれの人生だもの、好きなように生きるさ。
好きな様に生きるには色々失うものも勿論あるけれど人生に比べれば小さいもんだ。
自分勝手に生きて死ぬ時は死ぬ。
生きる様に生きる。
そんなんが俺の人生です。
誰かの人生の少しの花になれば嬉しいです。
最後に一言。
旅はいいぞ!!!!!!
我が家の幸せゾーン。
「ショートヘア女子はいいぞ」
あ、二言だった。